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ロアリー / Roally
親友の助けにより危機を脱却したドメーヌ。ヴィレ・クレッセの古樹から生まれる華やかでリッチなスタイル 。
アンリ・ゴヤール氏によって運営されるドメーヌですが、本人がリュウマチに冒されてしまい、後継者もいない危機的な状況に。
親友のジャン・テヴネに相談し、2001年からテヴネ家によって醸造されるようになりました。2002年からは、ドメーヌ・ド・ラ・ボングランを運営するジャンの息子ゴーティエ氏が醸造責任者になり、2007年以降はジャン・テヴネのセラーにてロアリーのワインを醸造しています。
平均樹齢55年と古樹であり、ぶどう畑もヴィレ・クレッセのみ4.5haです。
ビオロジック栽培にて2007年にはエコセールの認証も取っています。収穫は手摘み、除梗せずに圧搾します。
醸造には温度調節可能なタンクを使用し、オーク樽で寝かしません。
低温にてゆっくり発酵させ、マロラクティック発酵も行います。華やかで蜂蜜やバターなど芳醇なアロマや、リッチは果実味がたっぷりなワインが生まれます。
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- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ヴィレ・クレッセ / Vire Clesse
2つの村から生まれる新しいシャルドネの産地
ヴィレとクレッセの2つの村を中心とした南北に広がる丘陵地に広がります。
A.O.Cマコン・ヴィラージュの中から独立したコミュナルで1999年2月26日から認められています。2018年4月26日から規定が厳しくなり、残糖4g/l~8g/l未満にはDemi-Sec、8g/l~18g/l以下にはLevourteとヴィレ・クレッセの後に表記することが定められています。
ルヴルーテは熟成期間が2年目の2月1日までは少なくても収穫から熟成させることが定められています。