※果皮混入にてインポーターから入荷したワインです。(インポーターが入荷時の検品の際、通常出荷対象外になったワイン)
※ワインによって、混入物の大きさ、量等は異なりますのでご了承ください。
※ご購入後の返品等はお受けできない場合があります。
ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ / Vincent et Sophie Morey
父から息子へ、兄弟で分け合ったドメーヌ。
2006年ヴィンテージを最後に引退したベルナール・モレイ。
所有畑を分けられた、息子のひとり、ヴァンサンが妻ソフィーと共に運営するドメーヌです。夫人もサントネイ出身で、サントネイの赤とシャサーニュ・モンラッシェの白の畑を所有しており、シャサーニュの1級畑アンブラゼは両家が所有していることから、このクリマの3/4相当を2人が耕作しています。
弟のトマと畑を分けたバタール・モンラッシェは斜面上部をトマが、斜面下部をヴァンサンが取得しました。
畑の上下で差が生じないように、ぶどうの圧搾は一緒に行い、果汁を半分ずつ分けて、醸造は別々で行っています。父ベルナール譲りの醸造方法で、圧搾後に果汁をデブルバージュし小樽で発酵。
新樽率は40%前後で高めですが、熟成期間を短く、2週間に1度バトナージュを行います。白ワインはリッチでパワフルなスタイルです。
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赤ワインは除梗せずに全房醸造。
新樽50%で14ヶ月熟成させますが、しっかりした果実味とタンニンも十分に溶け込んで柔らかい味わいです。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
サン・トーバン / Saint Aubin
銘醸地に挟まれた、隠れた名産地。
ラッシェ山とシャサーニュ・モンラッシェ村の集落から国道を山間に進んで行き、左手90度カーブするとサン・トーバンの集落が見えてきます。シャサーニュ・モンラッシェ村からひと山越えた裏手にあるイメージです。
クリマは主にラッシェ山の斜面、国道の左側斜面にあり、グラン・クリュのモンラッシェの延長にあり、ガメイ集落まで南東から南西向きにあります。サン・トーバン集落の先にある東から南東向きにある右岸がもう一つのクリマで標高は高いところで450mにもなります。左岸は石灰岩と泥灰岩の層が重なり、右岸は泥灰石灰岩を母岩として表面に粘土質と泥土質が混じっています。
白ワインの生産地に近いが、赤ワインも生産しておりタンニンの引き締まったエレガントなワインを産出します。