ジェラール・ペラゾー / Gerard Peirazeau
名家とのつながりを持つ、家族経営の小さなドメーヌ。
モレ・サン・ドニの名門グロフィエ家の一員であるローラン・ペラゾー氏が、代々受け継がれてきた畑を守りながら家族で営む小さなドメーヌです。
ローランの祖母が、ドメーヌ・グロフィエの三代目ロベール・グロフィエ氏の妹であり、最良畑を相続し今も引き継いでいます。
生産者ページはこちら
さらにはローランの妻が、フィリップ・シャルロパン氏の娘という、そんな''名門一家の繋がり''をもつサラブレットが営んでいます。
現在は息子ローランが殆どの業務を行っており、さらに受け継がれるドメーヌになっていきます。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
モレ・サン・ドニ / Morey Saint Denis
個性豊かな村に挟まれた小さな村。グラン・クリュが3割を占めた隠れた銘醸地。
南北に広がるコート・ド・ニュイ地区のほぼ中心に位置する村です。
中世から評価が高かった村ですが、2つの有名な村に挟まれ、原産地呼称制度が出来る前は、その2つの村名でワインが販売されていました。修道院や領主が発展させた畑が多く、当時の名前のクリマも残っています。栽培区域の標高は250~350mでグラン・クリュは県道の西側、東向き斜面の中腹に位置します。
小さな村ですが、グラン・クリュの栽培面積の割合が多く、プルミエ・クリュ畑はひとつひとつが小さいのが特徴です。土壌はジュラ紀中期の石灰岩、粘土石灰岩が広がり、村の下方の斜面は、泥灰岩が多くなります。


