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メゾン・プティ・ロワ / Maison Petit Roy
長野県からフランスへ。今後が期待される日本人醸造家。
長野からフランスへ。
ブルゴーニュで大注目の日本人醸造家、斎藤 政一氏が手掛けるメゾン。
シモン・ビーズが、ビオディナミへとなる足がかりは、彼が導いたと言っても過言では無いとビーズ千紗女史も語っています。
ネゴシアンとサヴォワに自社畑1.2ha持ち、2016年設立以降次のワインが楽しみな生産者です。1.2haの自社畑は、昔ながらの農具を用いて畑仕事を行います。
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収穫はぶどう樹に合わせて見極めています。
サヴォワ地区「ラ・モンターニュ」とブルゴーニュ各畑を2017年から広げて、ビオロジックからビオディナミへと移行中です。
通常はステンレス発酵で、キュヴェによっては、シモン・ビーズからのブルゴーニュ樽を調達して発酵と熟成を行います。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
サヴィニー・レ・ボーヌ / Savigny les Beaune
長熟としなやかな赤ワインを生み出す産地
コート・ドールでは珍しい東向きに大きく開けた半円形の土地で、左岸は南東から真南、右岸は北東から東向きの扇状地の両斜面に畑があります。
また幹線道路の国道から集落が東に離れています。斜面の母岩は下部が石灰岩、上部が泥灰岩で構成されており、石灰質による沖積土砂利が多く、扇状地は水はけに優れています。
生産量のほとんどが赤ワインで、斜面のワインは長熟で、他は優しくなめらかな味わいのワインが生まれます。