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ジャン・シャルル・リオン / Jean Charles Rion
老舗ドメーヌ・ダニエル・リオンの系譜を継ぐ生産者。
ダニエル・リオンは、1955年にダニエル・リオンが24歳で設立したドメーヌ。
1985年から完全元詰めで、マサル・セレクションに力を注ぎ濃縮度が高く、果実味豊かでフルボディの独自のスタイルを貫いていました。1995年ダニエルが引退後、長男パトリスが引き継ぎますが2000年に独立します。
以降は、クリストフとオリヴィエが共同で栽培醸造を担当し、販売を妹パスカルが行います。2018年にてダニエル・リオンは最後になり、それぞれ別の道に進みます。
その1つが“ジャン・シャルル・リオン”です。
オリヴィエの息子で、ダニエル・リオンの孫でリオン家5代目にあたります。父親譲りの旧ダニエル・リオンの畑と母方家系の畑を合わせてスタートさせた若き当主です。
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今後目が離せないドメーヌになりそうです。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
サヴィニー・レ・ボーヌ / Savigny les Beaune
長熟としなやかな赤ワインを生み出す産地
コート・ドールでは珍しい東向きに大きく開けた半円形の土地で、左岸は南東から真南、右岸は北東から東向きの扇状地の両斜面に畑があります。
また幹線道路の国道から集落が東に離れています。斜面の母岩は下部が石灰岩、上部が泥灰岩で構成されており、石灰質による沖積土砂利が多く、扇状地は水はけに優れています。
生産量のほとんどが赤ワインで、斜面のワインは長熟で、他は優しくなめらかな味わいのワインが生まれます。