素晴らしいフィネスを兼ね備えた1本
2011年に取得した0.35haの区画。
赤い果実、ブラックベリー、スパイスのアロマが感じられます。
心地よいタンニンと、素晴らしいフィネスを備えています。
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ヴァンサン・レディ / Vincent Ledy
ニュイ・サン・ジョルジュの地でゼロからスタートした、センスが光るナチュラル志向の若き生産者。
2007年にニュイ・サン・ジョルジュを拠点に設立したドメーヌ。
家系より相続した、レ・ポン・サン・ジョルジュ以外は、少しずつ畑を買い足していきます。
知名度や格付けをもつ著名なアペラシオンにはこだわらず、樹齢や土地の向きなど畑の持つポテンシャルを大事に選定しています。
ワイン専門誌「ベタンヌ・デソーヴ」2019年度版では、年間最優秀発見生産者に選ばれるなど、年々フランス国内での人気が高まっています。
日本ではまだ認知度は高くないですが、将来が楽しみな生産者です。平均樹齢40年以上の畑では2013年より有機栽培を実施し、自然と収量を制限することに注力しています。
2021年には認証を取得し、伝統手法を大切にしながらも‘’自然‘’を基本とし、テロワールを最大限に引き出しています。
使用する樽はすべて古樽で、同じニュイ・サン・ジョルジュのスター生産者のドメーヌ・レシュノーで修行を積んでいた縁から、レシュノーで数年使用した樽を譲り受けています。
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滓引きは行わずシュール・リー熟成、清澄やろ過も行わずSO2も極力抑えた状態で瓶詰めするなど、テロワールとヴィンテージの特徴を反映させたピュアなワイン造りを行っています。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
ショレイ・レ・ボーヌ / Chorey les Beaune
若いうちから楽しめる赤ワイン主体の産地
ブルゴーニュの中心都市ボーヌの北側にあり、南北に走るグラン・クリュ街道と言われる国道に対し、ほとんどの畑が西側にありますが、この村の畑は大半が東側にあります。
アロース・コルトンからの斜面にあり、標高は230~245mと低く、斜面も穏やかで比較的平坦な土地にあります。生産のほとんどが赤ワインであり、コート・ド・ボーヌではめずらしいグラン・クリュとプルミエ・クリュがありません。
比較的軽やかで、若いうちから楽しめるワインが多く、タンニンは強くはないですが、骨格のある熟成にも耐えられるワインが生産されています。