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フランソワ・ミエ・エ・フィス / Francois Millet & Fils
大御所フランソワ・ミエが息子達と起ち上げたミクロ・ネゴシアン。
シャンボール・ミュジニー最高峰に君臨する「ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」で1986年から30年以上に渡り醸造責任者を務める、ドメーヌの顔でもある大御所フランソワ・ミエ氏が新たに2人の息子達と共に立ち上げたミクロ・ネゴシアンです。
旧知の栽培農家より吟味したブドウを購入し、醸造から瓶詰めはシャンボール・ミュジニー村、ヴォギュエのすぐ裏にある自宅の地下室にて行っています。2017年には、フランソワ氏がブルゴーニュ以外で初めてコンサルタントを務めたキュヴェ、キュヴェ・オー・アンティポード2015年を発表し、世界中のワインラヴァ―の注目の的となりました。
その後2018年より新たにシャルドネにも取り組み、キュヴェ・オー・アンティポード・ブランをリリース。
長年、ミュジニー・ブランを手掛けてきたフランソワ氏の情熱が込められており、ワイン愛好家垂涎の希少銘柄となっています。定年間近である自身のキャリア集大成として「一切の妥協を排し細部までこだわり抜き、テロワールとフィネスを表した完璧なワインを造りたい」という想いから最高の機材を調達し、それぞれジョルジュ・ルーミエやアントナン・ギヨンなどの名門ドメーヌで修業を積んでいる息子達と共に相談しながらワイン造りを行います。
100%除梗、垂直プレス機を使用しフリーランジュースのみを優しく抽出、良質の澱と共に古樽中心にて18~19カ月間樽熟成させるなど、醸造はヴォギュエのスタイルを継承しています。
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ファーストヴィンテージである2017年の生産量は3000本にも満たない生産量となっています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。