この世界的に有名なぶどう畑は、歴史的にも最も古いぶどう畑の一つであり、名門ラギッシュ候爵家に属しています。
14以上の所有者がひしめくなか、ラギッシュ家はモンラッシェにおいて、約4分の1にあたる最も大きな区画を保有しています。
辛口白ワインの世界最高峰といわれるモンラッシェの中でも、銘醸中の銘醸といわれるラギッシュのワインは、黄金の輝きを持ち、深みのある素晴らしい芳香に満ちています。
パワフルで風格のある味わいは、長期熟成により真価が発揮されます。新樽は使わず、フレンチオークで15~18ヵ月熟成。
※三国ワインHPより
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メゾン・ジョゼフ・ドルーアン / Maison Joseph Drouhin
家族経営が行う、ブルゴーニュワインの生産者の中でも誰もが知る大ネゴシアン。
1880年にドメーヌ名でもあるシャブリ出身のジョゼフ・ドルーアンによって、ブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立されました。
ブルゴーニュでもっとも早くリュット・レゾネを導入、初の女性醸造家を雇うなど改革を行います。2003年から、ロベールの子供4人がそれぞれ担当し、4代目にはフレデリック・ドルーアンが偉大なドメーヌを引き継いでいます。
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140年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ピュリニー・モンラッシェ / Puligny Montracet
今や世界的な白ワインの銘醸地に数えられる村
今や世界的な白ワインの銘醸地に数えられる村ですが、歴史を振り返れば赤ワインを造っていた産地であり現在の評価が確立するのも19世紀になってからです。
栽培地域は南北に約1.5kmと狭いのに対し、標高が230~380mと高低差があります。南北に伸びるラッシュ山、東向き斜面の南側4分の1がグラン・クリュ、北側4分の3がプルミエ・クリュの畑があります。モンラッシェとバタール・モンラッシェは隣のシャサーニュ・モンラッシェ村にも広がっています。土壌は粘土質と泥質の表土は、上部では石灰質が強くなり、下部では粘土質が強くなります。レジョナルは斜面下の東側で平地がほとんどで砂利が多い土壌です。
地下水層が近いため、地下深いカーヴが無かったため、ワインを貯蔵出来ず、ドメーヌ元詰めが一般化するのが他の地域より遅かったのも特徴です。現在は白ワインが99%で若干の赤ワインもあります。