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生産者はラ・ヴィーニュ・ムートンで記載してますが、2019年はデルフィーヌ・エ・セバスチャン・ボワソーで販売してました。(2020年より現生産者名)
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ラ・ヴィーニュ・ムートン / La Vigne Mouton
協同組合から独立し、苗木から醸造まで全て自ら行う、近年注目を集める「マコン・ブレ」の生産者。
当主セバスチャン・ボワソーは、1999年に両親から畑を引き継ぎましたが、当時は地元の協同組合にブドウを売っていました。
その後に、ビオロジックやビオディナミ農法など導入する畑の品質改良を求めますが、周囲の栽培農家は“質より量”を求め、セバスチャンの考えや取り組みに関心を示さず、また、出来たブドウの質・価値を認めてくれませんでした。
そこで、妻デルフィーヌと共に協同組合から脱退し、2012年からドメーヌ元詰めに挑戦します。
醸造所はブレ村(マコン中心から車で30分)にあり、まだまだ知名度は高くないですが、
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この土地の複雑さなどを活かすため、2年かけて自ら苗木を育てるところから醸造までの全てを行っています。
デルフィーヌ・エ・セバスチャン・ボワソーとして2012年初リリース。
ワイン雑誌で高く評価され、マイナーな土地で非常に注目を浴びる生産者となります。
2020年からは若い醸造家カップルのマルゴーとヴァランタンをチームに加えて、ドメーヌ名をラ・ヴィーニュ・ムートンに変更しました。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
マコン / Macon
ブルゴーニュの南らしい厚みのある白ワインが生まれる産地
マコネ地区のほぼ全域で造られるレジョナルのA.O.Cがマコンにあたります。
さらに、規定条件に従って生産されたワインは、マコンの後ろにコミューン名を記載できます。白は26コミューン、赤・ロゼは20コミューンあり、マコン・ヴィラージュは白ワインのみ認められています。日照に恵まれた力強いワインが生まれる産地です。