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ヴァン・ノエ / VIN NOE
2016年からスタート。年間生産量6000本程度、夢を実現させたNEWドメーヌ。
アメリカ人のジョナサン・ピュルセルは、父がフランスワイン愛好家で、祖母がフランス人であり、バカンスでよくフランスに滞在していました。
将来、ワイン造りを仕事にしたいと考え、その夢を実現する為2012年に渡仏。ワイン造りの勉強をスタート。
2016年からブルゴーニュのオークセイ・デュレスのキュブリーで自身のワイン造りを始めます。
同じくワインを作っている良い友達と土地を分けて使用しており、一緒にキュヴェを造ったりもすることも。
プロジェクトは小さく、年間生産本数は6000本程度。現在、リヨンそばのヴィーニュとマコンの近くのアリゴテのヴィエイユ・ヴィーニュから造られる少しのヴィオニエとボジョレーを持っている。
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畑はビオ、またはそれにとても近い形で栽培されており、ビオでないものもビオになる途中。
キュブリーにはブドウのしぼり汁や完成されたワインは入れず、ブドウしか入れない。
ブドウやワインを扱う機械も所有しておらず、桶と木の圧搾機で手作業。2018年の全ワインは瓶詰め済ですべての工程においてSO2無添加、そしてもちろんフィルター掛けもしていない。
2019年には最初のピノ・ノワールもスタートする。
インポーター資料より
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブーズロン / Bouzeron
ブルゴーニュ村で唯一、アリゴテ種が認められたアペラシオン。
ブルゴーニュ村の中で唯一、アリゴテ種が認められたA.O.Cです。
以前は、ブルゴーニュ・アリゴテ・ブーズロンと言うレジョナルでしたが、1998年2月17日付けにてA.O.Cブーズロンのコミュナルに認められました。村を中心とした丘陵地の斜面上部にてアリゴテが栽培されており、泥灰岩混じりの石灰岩です。斜面下部では、シャルドネとピノ・ノワールが栽培され、ブルゴーニュ・コート・シャロネーズとして販売されます。プルミエ・クリュとグラン・クリュはありません。