ポマールの森の手前の斜面上部。
100%除梗され、フレンチ・オーク樽で15~18ヶ月熟成。
清澄・濾過はせずに造られます。
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ロブレ・モノ / Roblet Monnot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。自然農法に拘り続けているヴォルネイの生産者。
1865年にボーヌの南側にあるブルニー・レ・ボーヌの畑からぶどう栽培を始めたドメーヌです。
現当主は4代目パスカル・ロブレ氏。
祖父の代からオーガニック農法を実施しており、ヴォルネイ村を中心に、ポマール、オーセイ・デュレスに12haのぶどう畑を所有しています。90年代から自然にこだわり生産していますが、オーガニック認証を得たのは2016年からです。
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SO2の使用も減らす醸造にも2015年から取り組んでいますが、ビオディナミ認証の条件には、当主パスカル自身が必要ないものがあるため、オーガニックですが、ビオディナミの認証は受けていません。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
ポマール / Pommard
肉付きのよさとしっかりしたタンニンを持つワインが産出される赤ワインのみの生産地。
フランスで最も早くアペラシオンを獲得した村のひとつで、ブルゴーニュの典型的な生産村の形であり、集落を扇状地に集めて、ぶどう栽培に向いた土壌をなるべく畑に当てるようにしている正方形の町並みです。
栽培区間は標高245~375mで、上部に行くにしたがって、非常に斜面が険しくなっています。斜面中腹にプルミエ・クリュ、上部と下部がコミュナルです。クリマの大部分は、母岩が泥灰石灰岩で表面は粘土石灰岩で、表土は粘土灰土壌。ボーヌ側の斜面には最もなめらかでエレガントな畑(レ・グラン・ゼプン)があります。
南向きの斜面にはより果実味、肉付きがよいしっかりしたタンニンで男性的な味わいの産地です。