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セガン・マニュエル / Seguin Manuel
1824年ネゴシアン設立の老舗メゾン。
1720年に創立したドメーヌで 1824年にネゴシアン部門を開設した老舗中の老舗です。
サヴィニー村においては、著名ドメーヌもうらやむ各畑のベストの位置にある区画を所有しており、7代目のピエール・セガン氏の造るワインは、「ブルゴーニュの隠れた逸品」と、フランスのワイン愛好家から非常に高く評価されていました。
跡継ぎ問題でドメーヌの存在が危ぶまれましたが、2004年にボーヌで10世代続く名門シャンソン家のご子息ティボー・マリオン氏の所有になります。ワイン造りにおいては、ソーティングテーブルを使いぶどうの選果を行い、温度コントロールの効く大樽での発酵と樽熟成、必要最低限のフィルターがけなど、細部にわたって管理し、適度に抽出し過ぎないブルゴーニュらしい上品なワインを造っています。
フラグシップワインはサヴィニー・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・ラヴィエール・ルージュで、ベストな区画とサヴィニー・レ・ボーヌらしい木苺のチャーミングなアロマとミネラルのニュアンスが見事な食事とあわせて頂きたい看板ワインです。
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また、コート・ド・ニュイのジュヴレ・シャンベルタンからマコン地区のヴィレ・クレッセまで様々なワインを造っています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ヴィレ・クレッセ / Vire Clesse
2つの村から生まれる新しいシャルドネの産地
ヴィレとクレッセの2つの村を中心とした南北に広がる丘陵地に広がります。
A.O.Cマコン・ヴィラージュの中から独立したコミュナルで1999年2月26日から認められています。2018年4月26日から規定が厳しくなり、残糖4g/l~8g/l未満にはDemi-Sec、8g/l~18g/l以下にはLevourteとヴィレ・クレッセの後に表記することが定められています。
ルヴルーテは熟成期間が2年目の2月1日までは少なくても収穫から熟成させることが定められています。