ラモネ家の畑La Tournelleラ・トゥールネルの区画は最上のリュリーを生み出す、ドメーヌ・デ・ラ・フォリーのベストパートに近接。
西向き平地でゆっくりと熟成が進み、 酸とともに柔らかい果実味を併せ持つ。
谷を挟んで向かい側東向きに畑を所有するDRCのヴィレーヌ家と並び称される、最上のブーズロン。
アリゴテ。
※インポーター資料より
ラモネ / Ramonet
世界に知れるブルゴーニュ白ワインのトップ生産者。
1920年代前半に、ピエール・ラモネ氏によって設立されたドメーヌです。
ピエール氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ1級レ・リュショットで、現在では誰もが認めるトップ・ドメーヌ原点はここから始まりました。ドメーヌ設立から元詰を開始し、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の1人として今日の名声を獲得するきっかけになりました。
醸造自体は意外にもシンプルです。
このドメーヌの名声を支えてきたのは、紛れもなく畑での細やかな作業によって産み出される葡萄の質の高さです。葡萄樹の生体バランスを失い、樹の寿命を早めるとして夏の摘房を避け、春先の摘芽、摘穂を5~8芽だけ残すように厳しく行ないます。
雹や霜の被害にあって収量が激減しても「その時は仕方ない」と考えるのは、収量よりも、品質を最優先としている証でもあります。このドメーヌでは、ブルゴーニュにありがちな「お家騒動」を避け、また、婚姻や相続などによって畑が分割されてゆくのを防ぐために、ブルゴーニュではいち早く親族で会社組織を取り入れました。
赤白問わず、シャサーニュ・モンラッシェのトップ・ドメーヌです。
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- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ブーズロン / Bouzeron
ブルゴーニュ村で唯一、アリゴテ種が認められたアペラシオン。
ブルゴーニュ村の中で唯一、アリゴテ種が認められたA.O.Cです。
以前は、ブルゴーニュ・アリゴテ・ブーズロンと言うレジョナルでしたが、1998年2月17日付けにてA.O.Cブーズロンのコミュナルに認められました。村を中心とした丘陵地の斜面上部にてアリゴテが栽培されており、泥灰岩混じりの石灰岩です。斜面下部では、シャルドネとピノ・ノワールが栽培され、ブルゴーニュ・コート・シャロネーズとして販売されます。プルミエ・クリュとグラン・クリュはありません。