- 絶好の区画で造られる、アリゴテを超えたアリゴテ?- モレ・サン・ドニに2区画とシャンボール・ミュジニーに2区画アリゴテの植樹区画。 
 樹齢40年を超える0.79haのパーセル。
 通常のアリゴテとは異なり、収量がしっかりとコントロールされたヴィエイユ・ヴィーニュのアリゴテ。
  - アルロー / Arlaud- ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年2つ星生産者。モレ・サン・ドニから生まれた、天才醸造家と言われる百年にひとりの逸材。- モレ・サン・ドニ村にあり、父親のエルヴェ・アルロー氏が70年代から元詰をしている老舗ドメーヌ。 
 1998年に若きシプリアン・アルロー氏が実質的にドメーヌの運営を始めてから頭角を現しました。- シプリアン氏はアンリ・グージョや南アフリカ、ニュージーランドで研修しています。 
 弟のロマンと妹のべルティーユが2004年から加わり、現在15hまで拡大しています。- 1998年から除草剤をやめ、2004年にはビオロジックに転換、2009年にはビオディナミと移行しています。 - 妹のベルティーユが3歳から馬に乗っており、馬での耕作を提案。トラクターではわからない土の状態を理解し、土を踏み固めない耕作がよりテロワールを表現できています。 
 醸造はSO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用している為、ピノ・ノワール種のピュアな果実味をダイレクトに味わうことができます。- 振動式の選果台で徹底したぶどうの選別を行い、100%除梗と発酵前の低温浸漬、ルモンタージュ。 
 過度な抽出を避け、格付けやヴィンテージにより新樽を30~60%で樽熟成しています。- ジプリアン氏の品質に対するこだわりの一環として、基準に満たないぶどうや樽は全てネゴシアンに売却し、 生産者ページはこちら
 必然的に最高水準のものだけが瓶詰される仕組みになっています。
 モダン・クラシックと呼べる醸造で、今後の飛躍が楽しみな3兄弟のドメーヌです。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。 
 全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
 
 
 5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。 
 暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
 数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
- ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote- 著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。- ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。 
 近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
 フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。
 


