お手頃で料理に合わせやすくく美味しい白・赤ワインをセットにしました。
ピュリニー・モンラッシェのぶどう60%とムルソーのぶどう40%をブレンド、ステンレスと木樽の両方で醸造されています。
オリヴィエ・ルフレーヴの基本となるワインで、ACブルゴーニュと思えないクオリティの高いワインです。赤ワインは、鉄分を非常に多く含む粘土石灰質の畑ではビオディナミ農法を導入。
ブルゴーニュの銘醸ワインと同様の伝統的手法で醸造しています。
区画を限定し、厚みをましたブルゴーニュ・ルージュワイン。煮込み料理やソースを使った肉料理にオススメです。
オリヴィエ・ルフレーヴ / Olivier Leflaive
ピュリニーの著名ルフレーヴから独立。自らの名でスタートさせたネゴシアン。
ルフレーヴ家は、1700年代からブルゴーニュでワインを造っている名家。
1984年にドメーヌ・ルフレーヴから独立したオリヴィエ氏が自身の名前で起ち上げたのが、このネゴシアンです。ネゴシアンでありながらも、契約農家の畑以外に自社畑も拡大させており、現在は21haもの規模を誇っています。
その中には、ドメーヌ・ルフレーヴから相続した2haの畑、故アンヌ女史がビオディナミを徹底していたシュヴァリエ・モンラッシェやバタール・モンラッシェの銘醸畑も入っています。オリヴィエ・ルフレーヴの魅力は、どんな年であっても安定した品質を維持しているということ。
その証拠に、品質の安定が厳しく求められる一流ホテルやレストランでのワインにも採用されています。契約農家と言っても、栽培方法や収穫日までをオリヴィエ・ルフレーヴのチームが細かく指定。
もちろん手摘みで収穫されるため、もはやドメーヌと言ってもおかしくないような高品質なワインが生まれます。ムルソーの名門と言われるドメーヌ・ルーロ出身のフランク・グリュ氏が醸造責任者となり、オリヴィエ氏の右腕として、醸造から栽培、買付けまですべてを担っており品質向上に大きく貢献しています。
生産者ページはこちらラ・ヴィーニュ・ムートン / La Vigne Mouton
協同組合から独立し、苗木から醸造まで全て自ら行う、近年注目を集める「マコン・ブレ」の生産者。
当主セバスチャン・ボワソーは、1999年に両親から畑を引き継ぎましたが、当時は地元の協同組合にブドウを売っていました。
その後に、ビオロジックやビオディナミ農法など導入する畑の品質改良を求めますが、周囲の栽培農家は“質より量”を求め、セバスチャンの考えや取り組みに関心を示さず、また、出来たブドウの質・価値を認めてくれませんでした。
そこで、妻デルフィーヌと共に協同組合から脱退し、2012年からドメーヌ元詰めに挑戦します。
醸造所はブレ村(マコン中心から車で30分)にあり、まだまだ知名度は高くないですが、
生産者ページはこちら
この土地の複雑さなどを活かすため、2年かけて自ら苗木を育てるところから醸造までの全てを行っています。
デルフィーヌ・エ・セバスチャン・ボワソーとして2012年初リリース。
ワイン雑誌で高く評価され、マイナーな土地で非常に注目を浴びる生産者となります。
2020年からは若い醸造家カップルのマルゴーとヴァランタンをチームに加えて、ドメーヌ名をラ・ヴィーニュ・ムートンに変更しました。
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。