- ※数量限定ワインセットのため、お一人様1セットのみでお願いします。
バックヴィンテージのコシュ・デュをメインに別ヴィンテージおすすめ生産者のアリゴテ5本セット内容
シュヴロ / ブルゴーニュ アリゴテ キャトル・テロワール2020年 ×1本
コシュ・デュリ / ブルゴーニュ アリゴテ2006年 ×1本
ロベール・シリュグ / ブルゴーニュ・アリゴテ2023年 ×1本
カシオペ / ブルゴーニュ・アリゴテ アン・ジュルリュー2022年 ×1本
ヴァンサン・レディ / ブルゴーニュ アリゴテ レ・サヴィゴテ2021年 ×1本
シュヴロ / Chevrot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年2つ星生産者。マランジェ初の自然派ドメーヌ。
マランジェ初のビオディナミを導入した生産者です。
マランジェ最上部の特別区画ル・クロ・モワンヌを所有し、マランジェで初のビオディナミを導入したことでも有名です。彼等の所有する 8ha の畑もジュラ期の石灰、粘土と 白亜の混合土で形成されているが上部と下部に分 かれていて個性が異なります。
もう 1 つ「シュヴロ」を有名にしたワインが「アリゴテ・ティユル」。
現当主「パヴロ」の父が樹齢の高い「アリゴテ」に熟成の可能性を感じ、残した畑です。『樹齢 50 年のアリゴテ。ドメーヌの前にある畑。馬で耕作している。樹齢の高いアリゴテは収量を抑えてあげれば最高のワインになる』と語ります。
生産者ページはこちらコシュ・デュリ / Coche Dury
4代続く、ムルソーの神様的トップ・ドメーヌ。
コシュ・デュリの歴史は1920年から始まります。
パリに独自の販売ルートを持っていたが、ムルソーは昔、赤ワインの産地だった為、なかなか売れず、60年代末にアメリカ人がムルソーの白ワインを評価してくれたおかげで何とか起動にのっていきます。
その流れもあり、ネゴシアン業からスタートし自社ラベルのワインが販売されたのは1973年から。
この年に3代目当主になったジャン・フランソワ・コシュがシャルドネの神と言うべき存在のワイナリーを確立させます。ちなみにデュリは3代目の奥様の姓を取って、本人の姓とあわせて「ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ」と命名。
2008年から次男のラファエル氏が4代目になり、現在は「コシュ・デュリ」にドメーヌ名を変えています。ノンフィルターで長期熟成型白ワインの代表的なドメーヌ。ラファエルは父ジャン・フランソワの哲学を継承し、畑作業に重点を置いています。
農薬は排除し、自然の生態系を維持、健康な畑作りを中心に栽培を行っています。
畑はすべて鋤で耕し、株一つ一つに適した仕立て方を選択し、ぶどうの状態によって新樽の割合を変えるなどワイン造りはどこまでもきめ細かく行います。白ぶどうはしっかり破砕してから圧搾するのが特徴です。発酵は、オーク樽を使用。
ワインブレンド後、再び樽に戻して2回目の冬を過ごし、2年目の4月に樽ごとに瓶詰、という初代から受け継ぐ最低18ヶ月の長期熟成が行われてます。
生産者ページはこちら
時代と共によりこだわりと妥協の無い造りが感じられるドメーヌです。ロベール・シリュグ / Robert Sirugue
クラシックと女性ならではの繊細なワインを造る小さな生産者。
1960年創業の非常に小規模な家族経営のワイン生産者。約12haの畑で主にヴォーヌ・ロマネ村が中心でスタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限し、リュット・レゾネ農法を取り入れ、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す取り組みをしています。
平均樹齢は35~40年のぶどうの樹を収穫時は40人もの人員をかけて、すべて手作業で行います。スタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
味わいもクラシックなスタイルからエレガント感溢れるスタイルへ。しかし、ぶどう醸造では果汁に負荷がかからないように、ポンプの使用を避けて、バケツでの移動に。
ピジャージュの回数を減らしてより昔ながらの手法に切り替えていますが、それが功を奏しよりエレガントで果実味溢れるワインを生み出しています。さらにDRCと同じ選別機を導入したことで、完熟した果実だけを選別出来るようになり、より品質の向上につながっています。
生産者ページはこちらカシオペ / Cassiopee
若い夫婦がマランジェの可能性を確信し、2020年に設立したNEWドメーヌ。
2020年に、ユーゴ氏とタルラ女史が起ち上げたドメーヌ。
共に1994年生まれの二人は、農学と醸造学のエンジニアでボルドー大学の同級生でしたが、想いはブルゴーニュへ。ユーゴ氏は、ムルソーのジャン・マルク・ルーロやシャンボール・ミュジニーのフレデリック・ミュニエで修行し、ボーヌの醸造学校でビオロジックを学びます。
タルラ女史は、バンジャマン・ルルーやクロ・ド・タール、スイスではビオディナミの大家であるマリー・テレーズ・シャパールで修行します。そんな二人に、サンピニー・レ・マランジェで、5.3haの畑が家付きで売りに出されたとの知らせが舞い降りてきたのです。
バンジャマン・ルルーに相談し購入の決断をした二人。
マランジェを選んだ理由は、今後大きな可能性を秘め、これからの気象変動等を考えると非常にメリットがあるエリアと判断したそうです。
ドメーヌの名前には「もし二人の間に子供が生まれたら名付けようと思っていた’’カシオペ’’」をそのまま採用しました。5.3haの自社畑は、1箇所を除き、畑はセラーから30分圏内にあります。
土壌・標高・傾斜などそれぞれテロワールの違う9区画(10キュヴェ)を所有しています。
ビオロジック(一部ビオディナミ)で2023年には認証取得を予定しており、畑のケアにハーブティを使用しています。
全て区画ごとに分けて醸造、熟成、瓶詰めを行います。
SO2は必要時に微量のみ使用。
全ての工程を、ビオディナミのカレンダーに基づいて行います。
白ワインは、3時間かけてゆっくりとプレスし、一晩寝かせて、少し折りを残した状態で樽に入れ約45日間自然発酵後に熟成。
生産者ページはこちら
赤ワインは、ステンレスタンクに入れて一旦温度を下げます。2~3日後にゆっくり自然発酵がスタート。
ルモンタージュ後、2週間タンクにて落ち着かせてからプレス。2日後に樽にて熟成。
マロラクティックはあくまでも自然にまかせて行います。ヴァンサン・レディ / Vincent Ledy
ニュイ・サン・ジョルジュの地でゼロからスタートした、センスが光るナチュラル志向の若き生産者。
2007年にニュイ・サン・ジョルジュを拠点に設立したドメーヌ。
家系より相続した、レ・ポン・サン・ジョルジュ以外は、少しずつ畑を買い足していきます。
知名度や格付けをもつ著名なアペラシオンにはこだわらず、樹齢や土地の向きなど畑の持つポテンシャルを大事に選定しています。
ワイン専門誌「ベタンヌ・デソーヴ」2019年度版では、年間最優秀発見生産者に選ばれるなど、年々フランス国内での人気が高まっています。
日本ではまだ認知度は高くないですが、将来が楽しみな生産者です。平均樹齢40年以上の畑では2013年より有機栽培を実施し、自然と収量を制限することに注力しています。
2021年には認証を取得し、伝統手法を大切にしながらも‘’自然‘’を基本とし、テロワールを最大限に引き出しています。
使用する樽はすべて古樽で、同じニュイ・サン・ジョルジュのスター生産者のドメーヌ・レシュノーで修行を積んでいた縁から、レシュノーで数年使用した樽を譲り受けています。
生産者ページはこちら
滓引きは行わずシュール・リー熟成、清澄やろ過も行わずSO2も極力抑えた状態で瓶詰めするなど、テロワールとヴィンテージの特徴を反映させたピュアなワイン造りを行っています。
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
2006年は、生産者の違いが出た難しいヴィンテージ
前年のビックヴィンテージのあとだけに難しい年になりました。
天候が不安定で、灰色カビ病によりピノ・ノワール種に被害が広がります。
シャルドネ種も酸のトーンが高く、赤白ともに醸造家の選果や畑仕事によって出来たワインの違いがしっかりでたヴィンテージになりました。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
今、生産者が注目している!アリゴテ種のみの広域アペラシオン
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外と生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。
以前は、ほとんどが国内で消費され、アリゴテ種特有のフレッシュさと酸味を楽しむワインでしたが、品質の向上としっかり熟したブドウのおかげで、樽を使い個性あふれるアリゴテが増えています。
ネゴシアンに売っていた生産者もドメーヌとして販売を行うようになり、今注目のワインです。