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レ・ゼリティエ・ドゥ・コント・ラフォン / Les Heritiers du Comte Lafon
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星。コント・ラフォンが手掛けるマコン地区のドメーヌ。
ムルソーのトップ生産者として名高いコント・ラフォン。
1868年に設立され、現当主ドミニク・ラフォンは1987年から3代目醸造責任者として就任しています。ムルソーの巨匠と呼ばれるようになったドミニクが、より気軽に楽しめるワイン、グレート・マコンを造りたいと言う思いで、1999年に設立したのがこのレ・ゼリティエール・デユ・コント・ラフォンです。
(Heritiersゼリティエールとは後継者と言う意味です)赤6.5ha、白8.5haの畑を所有。
プルミエ クリュ、グラン クリュと素晴らしい畑を多く所有していて、特にシャトーの前に広がるクロ・デュ・シャトー・ド・ラ・マルトロワは単独所有しているドメーヌの代表的な畑です。
徹底したグリーン ハーベストと選果を行い、厳しい収量制限を行っています。白ワインは収穫したブドウをダイレクトプレスし、発酵が始まるまでの間はステンレスタンクに保管し、その後樽に移して発酵を行います。
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赤ワインは100%除梗の後、ステンレスタンクと縦型木桶の両方を用いて発酵を行います。
両方とも酵母は天然酵母を使用しています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
サン・ヴェラン / Saint Veran
7つの村が繋がった、ボージョレとも縁のあるアペラシオン。
プイィ・フュイッセの次に大きな規模になるのがA.O.Cサン・ヴェランです。1971年に制定されており、大きく7つの村が2箇所にわかれているのを1つにまとめたコミュナルです。
北側全体の60%になるダヴァイエ、プリセ、ソリュトレ・プイィ村で、元々マコン・ヴィラージュとして販売されていました。
南側はシャーヌ、レーヌ、シャスラ、サン・ヴェラン村は元々ボージョレ・ブランとして販売されており、小さな村のサン・ヴェランの名前になったのは、ボージョレの最北端にあるサン・タムールとの関係があったとも言われています。