コート・ド・レシェは、シャブリの街並みを見下ろす申し分のない南東向きの1級畑。
日当たりが良い為、早熟で果実味豊か、酸味とミネラルでしっかりしたボディのワインが生まれます。
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ダニエル・ダンプ / Daniel Dampt
オールステンレス醸造にこだわるピュアなシャブリ生産者。
ダニエル・ダンプ氏は、ミリー村で150年以上の歴史を誇る名門、ドゥフェー家の畑を相続しており、シャブリの名手であるジャン・ドゥフェー氏を義父にもちます。
シャブリの北部から南部まで、さまざまな区画を所有していますが、テロワールを純粋に表現するため、区画ごとの造りは買えず、オールステンレスにて醸造することで、異なる味わいを表現しています。
シャブリと言えば、「酸味」
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ブドウが熟しすぎないように、収穫時期や醸造まで、細部まで注意を払い、豊かでみずみずしい酸味を残しています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。