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ジャンテ・パンショ / Geantet Pansiot
元消防士の男気あふれる個性派。古樹から丁寧に造られる果実味溢れたジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ。
1954年に現当主ヴァンサン・ジャンテ氏の父エドモンド・ジャンテ氏によってスタートします。
1978年にヴァンサン氏が本格的にドメーヌに携わり、1989年から任されるようになり、ワイン評価誌からの絶賛など高い評価を得ています。畑仕事は女性陣が担当し、女性ならではの細やかな配慮と世話でブドウを栽培しています。
栽培はリュット・レゾネで行われ、全ての畑で耕耘も行なっています。
収量制限は、主に摘芽とグリーン・ハーヴェストによって厳格に管理し、除葉は行わない方針を取っています。収穫は全て手摘み、醸造は厳格にブドウを選別した後,低温マセレーションを実施。
100%除梗の後、オープン・トップのステンレス・タンクで、無補糖で自然酵母のみで発酵。
ピジャージュとルモンタージュは1日1回おこない、発酵期間は12~15日間です。その後、アリエ産のミディアム・ローストのバリックでマロラクティック発酵とシュール・リーの状態で熟成を行ないます。
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ワインは全て新樽比率40%。熟成中の澱引きは1回のみで、18ヶ月の熟成後、アッサンブラージュを行い無清澄、無濾過で瓶詰めされます。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。