2006年に2ha分の畑をブルゴーニュ・ルージュに格下げし、さらに品質を上げた村名ワインです。
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トロ・ボー / Tollot Beaut
ヴィンテージにブレがない。果実味と丸いタンニンの定番アイテムにしたいドメーヌ。
目立たないショレイ・レ・ボーヌの生産者ですが、特級畑も所有する偉大まドメーヌです。
1921年にすでに元詰めを始めており、ドメーヌがある通り名は、リュー・アレクサンドル・トロ。
アレクサンドルは今のドメーヌを慶する一族の祖先にあたり、ショレイ・レ・ボーヌの村長を努めていた人物。
そのアレクサンドルの妻オーレリー・ボーと両家の姓が合わさりトロ・ボーとなっています。1990年代までジャック、アラン、フランソワの三兄弟に運営されていましたが、
今はそれぞれの子供たち、ジャン・ポール(アンヌ・グロの夫)、オリヴィエ・ナタリーが手掛けています。ブドウ畑は施肥をせず、夏季剪定により収量調整。
赤ワインの造りは手摘みしたブドウを除梗ののち、コンクリートタンク、またはステンレスタンクを使用して発酵します。。
最初の数日はルモンタージュを行い、その後は日に2回のピジャージュ。樽に移します。新樽率は村名が1/4、1級が1/3、特級が50%となるが、パワフルなアロース・コルトンはワンランク引き上げて村名で1/3、1級で50%です。
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このドメーヌのコルトン・シャルルマーニュは、東側斜面の頂上、ル・コルトンに植えられたシャルドネで、50%の新樽を含み樽発酵、樽熟成で造られます。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ショレイ・レ・ボーヌ / Chorey les Beaune
若いうちから楽しめる赤ワイン主体の産地
ブルゴーニュの中心都市ボーヌの北側にあり、南北に走るグラン・クリュ街道と言われる国道に対し、ほとんどの畑が西側にありますが、この村の畑は大半が東側にあります。
アロース・コルトンからの斜面にあり、標高は230~245mと低く、斜面も穏やかで比較的平坦な土地にあります。生産のほとんどが赤ワインであり、コート・ド・ボーヌではめずらしいグラン・クリュとプルミエ・クリュがありません。
比較的軽やかで、若いうちから楽しめるワインが多く、タンニンは強くはないですが、骨格のある熟成にも耐えられるワインが生産されています。