- Charmeとは、ブルゴーニュで、休閑地または”植物がほとんど育たない場所”を示す言葉で、表土の少ないやせた土壌。 
 白いマルヌ(泥炭層)の、”涼しい”テロワールで、出来上がるワインは端整で緊張感を備える。
 ※インポーター資料より。
  - シルヴァン・パタイユ / Sylvain Pataille- ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年1つ星生産者。北のマルサネで1ヘクタールからスタートした小規模生産者。- シルヴァン家はもともとマルサネでワイン造りを行っていましたが、彼自身はボルドーでワインの勉強を終えた後は、ワインコンサルタントとして働いていました。 
 2001年に僅か1haの畑からドメーヌを起ち上げ、現在は10haになり、12種類のワインを造っています。- ピノ・ノワールとアリゴテをメインに植えており、ワイン造りは出来るだけシンプルに自然に忠実に行うことを考え、発酵も天然酵母を用います。 生産者ページはこちら
 発酵温度は最高でも32℃ぐらいで、ヴィンテージや畑の違いによっては新樽を使用したりしますが、目指すワインはテロワールの個性やぶどう本来の果実味を重視したワインを心が得ています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。 
 暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。 
- ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote- 著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。- ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。 
 近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
 フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。
 


