自社畑の所有する中でも最も古い畑。
収量が少なく濃縮したブドウが得られます。
全房発酵、澱と撹拌しながら12ヶ月樽熟成。
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アルマン・ハイツ(ハイツ・ロシャルデ) / Heitz Lochardet
新世代のシャサーニュの新星。
ドメーヌ歴史は1857年、ジョルジュ・ロシャルデがフィロキセラ害によって売り出された畑を購入したことから始まります。
畑は3人の孫が分割し、そのひとり、ブリジット・ロシャルデがクリスチャン・ハイツと結婚し、ハイツ・ロシャルデの名でぶどう栽培をはじめます。収穫したぶどうは全てメゾン・ジョセフ・ドルーアンに全量売っていましたが、ブリジットの息子アルマン・ハイツが醸造学を学び、2012年から家族が所有する畑の一部区画でブドウ栽培を始めました。
その後、ドメーヌ・ハイツ・ロ シャルデを設立し、2013年ヴィンテージを初めてリリースしています。テロワールを最大限に引き出すため、畑ではルフレーヴの前醸造家、ルードヴィック・ピエロの指導にてビオディナミにも取り組んでいます。
糖と酸のバランスが最大限に取れたところで収穫し、ピノ・ノワール、シャルドネ双方とも全房発酵を行います。
これにより複雑性や凝縮感が増すと考えています。
軽くプレスした後、ほぼ濁った果汁のまま澱と共に樽で約一年間熟成させます。毎年少しずつ畑を増やしながら意欲的にワイン造りを行っており、ブルゴーニュの未来を担う若手醸造家として注目のドメーヌです。
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- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
シャサーニュ・モンラッシェ / Cassagne Montrachet
白と赤、どちらも産出する銘醸地。
1879年に村名をシャサーニュ・ル・オーからシャサーニュ・モンラッシェ村に改名した村で、白ワインのイメージが強いですが、良質な赤ワインも産出する名産地です。
栽培面積も白ワインが約65%で赤ワインが35%と赤ワインが意外に多く、サントネイ村に抜ける県道113号の斜面下部は赤ワインに、斜面上部は白ワインに向いているなど言われています。ピュリニー・モンラッシェにまたがるグラン・クリュをあわせて3つあります。土壌は石灰岩で形成さえた母岩は、石灰質と粘土質、そして酸化鉄を豊富に含んだ泥土蓄積物で覆われています。
表土に散らばる小石は輻射熱の効果があり、水はけもより土壌になっています。