シャルドネが有名なクリマで唯一のピノ・ノワールの区画の為、モノポール。
石灰の石が多い土壌。
11ヶ月樽熟成(新樽20~40%)
アルマン・ハイツ(ハイツ・ロシャルデ) / Heitz Lochardet
新世代のシャサーニュの新星。
ドメーヌ歴史は1857年、ジョルジュ・ロシャルデがフィロキセラ害によって売り出された畑を購入したことから始まります。
畑は3人の孫が分割し、そのひとり、ブリジット・ロシャルデがクリスチャン・ハイツと結婚し、ハイツ・ロシャルデの名でぶどう栽培をはじめます。収穫したぶどうは全てメゾン・ジョセフ・ドルーアンに全量売っていましたが、ブリジットの息子アルマン・ハイツが醸造学を学び、2012年から家族が所有する畑の一部区画でブドウ栽培を始めました。
その後、ドメーヌ・ハイツ・ロ シャルデを設立し、2013年ヴィンテージを初めてリリースしています。テロワールを最大限に引き出すため、畑ではルフレーヴの前醸造家、ルードヴィック・ピエロの指導にてビオディナミにも取り組んでいます。
糖と酸のバランスが最大限に取れたところで収穫し、ピノ・ノワール、シャルドネ双方とも全房発酵を行います。
これにより複雑性や凝縮感が増すと考えています。
軽くプレスした後、ほぼ濁った果汁のまま澱と共に樽で約一年間熟成させます。毎年少しずつ畑を増やしながら意欲的にワイン造りを行っており、ブルゴーニュの未来を担う若手醸造家として注目のドメーヌです。
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- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
サン・トーバン / Saint Aubin
銘醸地に挟まれた、隠れた名産地。
ラッシェ山とシャサーニュ・モンラッシェ村の集落から国道を山間に進んで行き、左手90度カーブするとサン・トーバンの集落が見えてきます。シャサーニュ・モンラッシェ村からひと山越えた裏手にあるイメージです。
クリマは主にラッシェ山の斜面、国道の左側斜面にあり、グラン・クリュのモンラッシェの延長にあり、ガメイ集落まで南東から南西向きにあります。サン・トーバン集落の先にある東から南東向きにある右岸がもう一つのクリマで標高は高いところで450mにもなります。左岸は石灰岩と泥灰岩の層が重なり、右岸は泥灰石灰岩を母岩として表面に粘土質と泥土質が混じっています。
白ワインの生産地に近いが、赤ワインも生産しておりタンニンの引き締まったエレガントなワインを産出します。