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ラペ・ペール・エ・フィス / Rapet Pere & Fils
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年2つ星生産者。ペルナン・ヴェルジュレスの名門ドメーヌ。
1765年から続くペルナン・ヴェルジュレスの名門ドメーヌです。
現在の当主は先代のローラン・ラペ氏の息子ヴァンサン・ラペ氏が栽培から醸造までのすべてを管理し、運営を行っています。ワインはどれも美しい酸と洗練されたミネラルを持ち、果実味がバランスよく表現されたクラシックなブルゴーニュスタイルです。
フランス国内はもちろん世界中で常に高い評価を得ています。全てのキュヴェにおいて、必要以上の抽出を避けるためバトナージュは控え目に行われ、テロワールの個性を生かす樽使いがなされています。
白ワインはアリゴテのみステンレスタンクで、シャルドネは全て樽にて自然発酵、樽熟成されます。
新樽比率は畑ごとに異なり、村名20%、プルミエ・クリュ20~30%、グラン・クリュ40%となります。赤ワインは、ステンレスタンクまたは樽にて、概ね15日間パンチングダウンを行いながら自然発酵。
樽熟成が行われます。新樽比率は約20%。どちらもフィルターは基本的にかけず、ぶどうの旨味を残したまま瓶詰めします。
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- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
アロース・コルトン / Corton
3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトン。
ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレスの3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトンです。
コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュでもあり、周囲から独立した島のような丘で、東から南向きで赤ワイン、南から西側で白ワインが産出されます。栽培の歴史は古く、教会前の石垣で囲まれた“クロ・デュ・シャピートル”はコート・ド・―ルでもっとも古いクリマのひとつでもあります。
標高が250~330mの範囲にかけて、最大規模のグラン・クリュ畑が取り囲む地域です。土壌は村によって様々ですが、赤褐色で珪質石灰岩あるいはカリウムとリン酸を豊富に含む土壌です。