- ※数量限定の為、お一人様1本限りでお願いいたします。
争奪戦のワイン
ミュジニーの合計面積が10.7haのうち、モノポールのプティ・ミュジニーを含む7.2haを同家が所有。
年産わずか3.5万本。
毎年、世界中の愛好家による争奪戦が繰り広げられるワイン。
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コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ / Comte Georges de Vogue
ミュジニーの7割を所有、シャンボール・ミュジニーで最も敬意を集める造り手。
ドメーヌの歴史は1450年までさかのぼり、ドメーヌの現代史と現行ラベルは1925年に家督を継いだジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵に始まります。
1987年伯爵の逝去後は、一人娘のエリザベート・ド・ラドゥセット男爵夫人が18代目を務めています。ドメーヌの評価は1970年代低迷したこともあったが、1987年に当主交替の際にスタッフを一新し、かつての栄光を取り戻しました。
エリック・ブルギニヨン氏(葡萄栽培)、フランソワ・ミエ(醸造所)、ジャン=リュック=ペパン(販売・マーケティング)の三頭政治。
栽培はほとんど有機栽培、除草剤は2000年より全面廃止、醸造はその年の作柄にあわせた技法を用いながら行ないます。
醗酵前の低温浸漬を好むのは、グリセロールの品質が向上するからだそうです。その後の醗酵温度は決して32~33℃を超えずに行い、新樽率も少なく、ACシャンボールで15%、特級で35%ですが、少し多めにすることもあるそうです。
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- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
シャンボール・ミュジニー / Chambolle Musigny
コート・ド・ニュイで最も繊細でエレガントな赤ワインの産地。
人口わずか300人あまりの小さな集落の背後に石灰岩が剥き出しになった白く切り立った背斜谷が目立ち、北は男性的、南は女性的など、同じ村の中でワインの味わいにしっかり違いが出る地域でもあります。
栽培地域の標高は250~350m、南北の両端にグラン・クリュが広がるエリアで、プルミエ・クリュは2つのグラン・クリュに挟まえた斜面の中央部、コミュナルは丘陵下部と、丘陵上部の険しい斜面に広がります。土壌は背斜谷で形成された石灰岩の上に、蓄積物として小石や粘土とロームで表土が出来ています。
プルミエ・クリュのグリュアンシェールあたりを境で、北部は粘土質が多く、南部は砂利が多くなります。