所有面積:2.36ha
平均樹齢:35年
収穫方法:手摘み
モンジャール・ミュニュレ / Mongerd Mugneret
9代に渡ってワイン造りを行う老舗ドメーヌ。
ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。
1941年創立ですが、1620年頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド ・ボーヌまで広く畑を所有している老舗ドメーヌです。ぶどう栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めています。
それ以外の畑はリュット・レゾネですが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なこと。
グリーン・ハーヴェストを実施し、ヴィラージュは40hl/ha、グラン・クリュは30hl/haに収量を抑えています。
収穫はすべて手摘みで行われています。赤ワインの醸造は、マセラシオンを低温で4~5日行われ、アルコール発酵は30℃で12~15日。
生産者ページはこちら
その後、タンニンが強く出ないように1度だけかつストレスをかけないために空気圧で圧搾を行います。
マロラクティック発酵はオーク樽で2ヶ月間、ライトトーストのものを使用しています。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ / Hautes Cotes de Nuits
ニュイの西側、高地で造られるワイン
コート・ド・ニュイ地域の西側、ヴォーヌ・ロマネ村やニュイ・サン・ジョルジュ村の西側に位置する標高300~400mの高地で栽培されているぶどうで造るワインです。
赤・白・ロゼワインが認められており、著名な生産者も数多く、なかなか手に入らないワインも数多くあります。