ルモワスネ / Rumoissenet
新しい風にて改革をすすめる老舗ドメーヌ。
ボーヌ市街地に拠点をおくルモワスネ・ペール・エ・フィスは1879年創設されたドメーヌです。
ルイ・ジャド社の重役だったベルナール・ルポルト氏を副社長に迎えて経営を一任。
2005年就任時、2.5haだった所有畑を約15haまで広げて、現在は有機栽培を行っています。現場統括には先代から仕え、全てを熟知したエドワード・ルソー氏、醸造部門には著名な女性醸造家クローディ・ジョバール氏を迎え入れ万全を期しています。
強大な資本があり、卓越したマネージメント能力のスタッフが組むことで、ブルゴーニュの古い体制には無かった新しい風が吹き込み、より消費者にとって喜ぶ改革が進みます。
ブルゴーニュの伝統的な醸造であり、除梗と醗酵前のマセラシオンも行います。
亜硫酸添加は必要最小限に留め、有機栽培を行っています。新樽の比率はキュヴェや年により25%~70%で
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基本的に無濾過ですが、必要に応じて粗いもので行います。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ムルソー / Meursault
コート・ド・ボーヌ最大の白ワインの銘醸地。 存在感のあるロースト・ナッツのような芳醇な香りとなめらかな味わいの白ワイン。
コート・ド・ボーヌ最大の産地であり、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェと合わせて、ブルゴーニュ3大白ワインの銘醸地です。
リッチな白ワインと言えばムルソーです。
コート・ドール全域で現在の基礎を築いたシトー派の出発点はこのムルソー村と言われています。斜面の母岩は泥灰石灰岩か白雲岩で、泥土質と粘土質土壌がその上に重なります。斜面頂上部は石灰岩が硬すぎてぶどうは栽培されていません。
プルミエ・クリュは標高240~265mの中腹が栽培地域で、集落の北側(ヴォルネイ村側)の斜面は南東向き。南側(ピュリニー・モンラッシェ側)の斜面は東向きになります。
最北部では赤ワインもわずか数パーセント生産しています。


