2006年に限定復活したクレマンで、全ての工程をドメーヌで行うこだわりのブラン・ド・ブラン。
2020年が最後になり、2022年よりBrut Chardonnay Les Vins de mousseux de Qualiteと一新される予定。
私が飲んだクレマン・ド・ブルゴーニュで間違いなくNo.1。
樹齢50年のシャルドネ。
樽熟比40%(10ヶ月)+ステンレス熟成。
ドサージュ1g/L
瓶熟12~18ヶ月。
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アンドレ・ボノム / Andre Bonhomme
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年新規掲載ドメーヌ。フルーティかつ複雑性をもったスタイルで、星付きレストランにも採用されるマコンのスペシャリスト。
1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがヴィレ・クレッセにてわずか4haのドメーヌを設立しました。
当時のマコンやヴィレはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。ボノム家もドメーヌを設立する前はブドウをワイン醸造組合に販売して生計を立てていましたが、アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせるという当時では稀な、より高品質なワイン造りを試みました。
これにより注目を浴び、星付きレストランから声がかかるようになり、少規模生産者ながら優良なマコン・ヴィレの生産者として知られることとなりました。
現在は3代目孫にあたるオレリアン・パルテが2008年から指揮をふるいます。
収穫はヴィレの中でも遅い方で、これは初代から続く伝統です。
多くの生産者が、果実の酸が落ちるのを恐れて糖度が上がりきらない12~12.5度あたりで収穫しますが、ここでは13~13.5度までじっくり上がるのを待ちます。
酸度と糖度の見極め、収穫タイミングを重要に考えています。
収穫は100%手摘みで行っており、これはヴィレ・クレッセの30~50あるドメーヌの中でわずか3軒のみだそうです。
機械摘みでは一房毎に細かくチェックすることが難しく実が潰れてしまうこともあるので、やはり手摘みが最善と考えており、ぶどう一粒に対する想いが伝わってきます。また、’’樹齢が高ければ高いほどよいぶどうの実をつける’’という祖父の教えのもと、ドメーヌ設立以来植え替えは行っておらず、樹齢の高さも味わいに反映されています。
発酵は天然酵母でステンレスタンク中心ですが、キュヴェにより木樽を入れることもあり、使用率、熟成期間はキュヴェ毎に毎回変わります。
それ以外はあまり大きな変化を付けずに区画ごとの個性がはっきりと表現されるようにしています。いまやマコン・ヴィレのスペシャリストとして名高いアンドレ・ボノムのワインをぜひご賞味ください。
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- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
クレマン・ド・ブルゴーニュ / Cremant de Bourgogne
ブルゴーニュで造られるスパークリング・ワイン
グラン・オーセロワとコート・シャロネーズに集中しており、いくつかボーヌやニュイ・サン・ジョルジュに造り手がいます。
ロゼと白が認められており、ぶどう品種も様々で程よく指定品種、ブレンド・パーセントが指定されており、瓶内二次発酵で熟成は9ヶ月以上です。