ボンヌ・マールと県道を挟んで向かえにある1級畑レ・ボードをベースとした1級ワイン。
モレ・サン・ドニに近い畑で、ミネラル感と力強さと芯の通った深みある味わいの1本。醗酵:ステンレスタンク、主醗酵後オーク樽にてマロラクティック醗酵
熟成:オーク樽 14カ月(仏産、228L、新樽比率30%)
年間生産量:3000
樹齢:40年
リュット・レゾネ
インポーター資料より。
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レミ・スガン / Remi Seguin
“自然を尊重し、本当の意味で美味しいワインを造りたい!” フレデリック・マニャンの新たなプロジェクト。
ディジョンの醸造学校を卒業したあと、モレ・サン・ドニの名手である父ミシェル・マニャン氏の下で働き、その後カリフォルニアとオーストラリアへ。
1993年に再び父の下に戻りドメーヌ・ミシェル・マニャンで仕事を行いながら、その2年後にはネゴシアンのフレデリック・マニャンを創設。
世界中からそのワインの素晴らしさが称賛されているモレ・サン・ドニを代表する生産者です。
フレデリックは新たに挑戦するこのレミ・スガンで「ピュアな果実味に溢れ、かつその土地を表現した、本当の意味で誰が飲んでも美味しいワインを造りたい」と語ります。
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2010年に前当主であるレミ・スガン氏の健康状態が悪くなったことから、ドメーヌが売却されることとなりました。
もともと所有する畑のほとんどがお隣同士で、親交の深かったフレデリック・マニャン氏がこちらの畑を購入しワイナリー名もそのまま引き継ぎます。
フレデリックで4代目となるワイナリーで、基本的にはレミ・スガンの所有している畑のブドウからワインを造りますが、フレデリックのネゴシアンとしての情報網を生かし栽培農家からもブドウを購入しています。
ドメーヌとネゴシアンの中間的な存在となるフレデリック第三のプロジェクトが始まりました。
買いブドウからもワインを造っているため認証こそ取得しておりませんが、自社畑では長年ビオディナミを実践してきたスタッフが丁寧に畑仕事を行っています。
インポーター資料より。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
シャンボール・ミュジニー / Chambolle Musigny
コート・ド・ニュイで最も繊細でエレガントな赤ワインの産地。
人口わずか300人あまりの小さな集落の背後に石灰岩が剥き出しになった白く切り立った背斜谷が目立ち、北は男性的、南は女性的など、同じ村の中でワインの味わいにしっかり違いが出る地域でもあります。
栽培地域の標高は250~350m、南北の両端にグラン・クリュが広がるエリアで、プルミエ・クリュは2つのグラン・クリュに挟まえた斜面の中央部、コミュナルは丘陵下部と、丘陵上部の険しい斜面に広がります。土壌は背斜谷で形成された石灰岩の上に、蓄積物として小石や粘土とロームで表土が出来ています。
プルミエ・クリュのグリュアンシェールあたりを境で、北部は粘土質が多く、南部は砂利が多くなります。