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ピエール・モレ / Pierre Morey
ラフォンやコシュ・デュリと並ぶ、偉大なムルソーの生産者。
1793年にフランス革命中にムルソーにやってきた一族ですが、もともとはシャサーニュ・モンラッシェ出身です。
1935年にピエールの父、オーギュストがドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエのひとりとなり、1971年からピエールが引き継ぐようになります。
ですが、ラフォン家が全ての耕作を宣言し、1986年から5年間多くの畑を失ってしまします。のちにピエール・モレイの手腕を知っていた大ドメーヌのルフレーヴが醸造長に抜擢。自身の小さなドメーヌと醸造長、さらにネゴスブランドのモレイ・ブランを設立していきます。
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2008年に醸造長を引退し、娘のアンヌを共同経営者に迎えて11haの畑でワインを造っています。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
ヴォルネイ / Volnay
女性的なしなやかな個性を持つ。 熟成した香り豊かなワインもおすすめのコート・ド・ボーヌの赤ワイン産地。
北隣のポマールが男性的と対象的な赤ワインの産地です。
17~18世紀の建物は今でもドメーヌ兼住居として今も現役で、栽培区域が1.5kmほどの正方形に近い形状で210haの栽培面積はコート・ドールの中でもっとも小さい分類に入ります。標高は225~375mと高低差があるが、プルミエ・クリュは斜面中腹あたり240~300mが中心で栽培されています。
斜面上部は泥灰質母岩で表土は薄くて小石まじりで、小石は酸化鉄を含む為、少し赤っぽい石が散乱しています。