ヴォーヌ・ロマネの典型ともいえるスタイル
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ジャン・グリヴォ / Jean Grivot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。ヴォーヌ・ロマネの正統派名門ドメーヌ。
現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっています。
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父ジャン・グリヴォが1955年に祖父から受け継ぎ、59年に元詰めを始め、1982年ボーヌの醸造学校を卒業して現当主のエティエンヌが跡取りになりました。
夫人はドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹マニエルです。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
ニュイ・サン・ジョルジュ / Nuits Saint Georges
コート・ド・ニュイ地区の最大の街.
コート・ド・ニュイ最大の街で、大手メゾン本社も多く、ブルゴーニュ・ワインの経済的中心の地です。
南北5kmと細長く、中心部の背後にあるムザン谷を境にタイプが別れます。
北側ニュイ・サン・ジョルジュ村は斜面が東かやや北を向いており、小石の多い石灰質土壌で斜面は険しく、ワインはエレガントに仕上がります。
南のプレモー・プリセ村は南東の斜面で、粘土石灰質土壌の混じった泥灰質が北部より多くなりタンニンの強いワインが生まれます。
他の村と違い、集落のある扇状地部分に畑は無く町が密集しています。生産量に対して2%ほど白ワインも南のプレモー・プリセ寄りで生産されています