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ニュダン / Nudant
様々なワインを造り上げるラドワ・セリニの老舗ドメーヌ。
ラドワ・セリニに代々続く造り手で、18世紀半ばには、ラドワにぶどう畑を広げており、現在は、ジャン・ルネとその息子ギョームがコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌにある16haの畑を耕作し、20を超えるアペラシオンのワインを醸造しています。
ぶどう栽培はリュット・レゾネで科学合成肥料を使わず、除草剤の使用も控えています。
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赤ワインは100%除梗で低温マセレーションの後、時間をかけてアルコール発酵、さらにピジャージュをすることで、ぶどう成分を抽出します。
樽熟成はピジャージュし、だいたい毎年3分の1の樽を新品と入れ替えるなどしています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
アロース・コルトン / Corton
3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトン。
ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレスの3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトンです。
コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュでもあり、周囲から独立した島のような丘で、東から南向きで赤ワイン、南から西側で白ワインが産出されます。栽培の歴史は古く、教会前の石垣で囲まれた“クロ・デュ・シャピートル”はコート・ド・―ルでもっとも古いクリマのひとつでもあります。
標高が250~330mの範囲にかけて、最大規模のグラン・クリュ畑が取り囲む地域です。土壌は村によって様々ですが、赤褐色で珪質石灰岩あるいはカリウムとリン酸を豊富に含む土壌です。