樹齢35年だが、このドメーヌの中では若い樹齢。
もともと1級のドミノードと同じ区画でアッサンブラージュされていたが、若木である事から別醸造する事になったワイン。
※インポーター資料より。
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ブリュノ・クレール / Bruno Clair
大ドメーヌ。伝統のマルサネ・ロゼは健在。
祖父でマルサネ・ロゼの生みの親ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いがあり、所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった苦労人のブリュノ・クレール氏。
79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げて、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。
90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展しています。現在、当主の二人の息子エデュアールが2010年から、続いて長女のマルゴ、次男アルチュールが2018年に参画。
エデュアールは畑、醸造作業を、マルゴは畑仕事にも関わりながら主にシッピング担当、アルチュールはセラー責任者と畑での仕事を兄エデュアールと管理している。畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。
パーセル全体でビオロジック栽培を採用。
手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0?10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、 長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っています。(約30%)28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。
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- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
サヴィニー・レ・ボーヌ / Savigny les Beaune
長熟としなやかな赤ワインを生み出す産地
コート・ドールでは珍しい東向きに大きく開けた半円形の土地で、左岸は南東から真南、右岸は北東から東向きの扇状地の両斜面に畑があります。
また幹線道路の国道から集落が東に離れています。斜面の母岩は下部が石灰岩、上部が泥灰岩で構成されており、石灰質による沖積土砂利が多く、扇状地は水はけに優れています。
生産量のほとんどが赤ワインで、斜面のワインは長熟で、他は優しくなめらかな味わいのワインが生まれます。