平均樹齢60年。
木製発酵槽で全房発酵後に破砕。
新樽率100%
アッサンブラージュ無し。樽より直接ボトリング。
2017年ヴィンテージより表ラベルはレ・ジャシェのみ。
あとはバックラベルに記載。
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ビゾ / Bizot
トップソムリエが選んだ2020年世界最高のワインリスト(スター・ワイン・リスト)に最も多く掲載された生産者第一位。カルト的自然派ドメーヌ。
1595年にはぶどう栽培を行っていた記録があるほど、歴史の長い生産者。
フランス革命時に競売に掛けられた畑を取得し拡大していきます。1995年から現当主にジャン・イヴ・ビゾが就任。徹底した自然栽培を実施し、1997年には完全な有機農法に転換。
リュット・レゾネですが、どうしても必要な時、ぶどうを守るために最低限の薬剤は使用します。2.5haの畑で、選果後は除梗・破砕はせず、全房のまま、自然酵母にて発酵します。マセラシオンは行わず、4~5日で発酵がはじまり、果皮浸漬を含め15~16日で終了。
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約1年半の熟成後に、ポンプを使わず、樽ごとに無清澄・無濾過にてビン詰めされます。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。