-
ローラン・ポンソ / Laurent Ponsot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。ドメーヌ・ポンソから独立したローラン・ポンソのこだわりが詰まったネゴシアン。
36年携わったドメーヌ・ポンソを離れ、2017年4月にネゴシアンを立ち上げたローラン・ポンソ氏。
2018年には息子クレメンが当主になっています。自身のネットワークで、質の高いぶどう、圧搾果汁、発酵果汁の状態で購入します。
まれに初期の樽に入った状態のものも仕入れるが、あくまでもぶどう果汁から。オーガニックではないが、農薬は使用せず、自然に忠実に。こだわいの樽熟成。新樽は一切使用せず、SO2の添加も最低限に抑え、必要なときだけ判断します。
基本的に、白ワインには花の名前、赤ワインには木の名前が付いています。
生産者ページはこちら
新しい時代に、伝統とハイテクを融合されたワインを造る、こだわりの詰まったローラン・ポンソです。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。