-
マーク・ハイスマ / Mark Haisma
世界で注目されている新世代のマイクロネゴシアン。
オーナーのマーク・ハイスマはオーストラリアのヴィクトリア州にて醸造家としての経験があります。
夢であったブルゴーニュ・ワインを造りたいとの思いで、2009年から他の生産者の醸造設備等を借りながらネゴシアンとしてスタートしました。2016年には自身のワイナリーを設立。
オーストラリアで培った経験を活かし、丁寧にぶどうを造る農家を見極めて契約しています。
まだまだ生産量は少ない造り手ですが、質の高いワインが生まれる醸造家です。明確なワインへのこだわりがあり、白ワインは、個性豊かに表現でき、フレッシュさと輝きを兼ね備えたワイン造り。
生産者ページはこちら
赤ワインは、フレッシュさとミネラル感、強すぎるタンニンや樽香では無く、香り高いワインを目指します。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
サン・ロマン / Saint Romain
シャープな白ワイン、引き締まった赤ワインを生み出す小さなコミュナル。
オークセイ・デュレスからさらに奥地へ、独特の石灰岩が白くむき出しになった頂上の断崖の麓から別れた2箇所の集落で構成されており、サン・ロマン村へと続いています。
畑は標高の高いところで400mもあり、気温が低いが、入り組んだ谷が風を遮って熱も保ちぶどうが成熟できる環境になっています。白ワインは酸味がシャープで、赤ワインは引き締まったタンニンと果実味が豊か。熟成すると丸みが帯びて柔らかなワインが生まれます。