キレイな熟成感を楽しめるシャブリ地区で生まれる優れた赤ワイン。
ブルゴーニュワイン好きにこそ飲んで頂きたい1本。
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ギャバン・エ・フェリックス・リシュー / Gabin et Felix Richoux
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。ブルゴーニュラヴァーに飲んでほしい。北の大地“イランシー”で造られる赤ワイン。
1979年に設立された家族経営の小さなドメーヌです。
シャブリの南西にあるイランシーは、1999年にようやく村名アペラシオンの認証を得た地区です。ボーヌで醸造を学んだ2代目ティエリー・リショー氏は、イランシー本来のテロワールを表現できるように、2000年から除草剤の使用を止めて、2013年にエコサート(ビオ認証)を取得してます。
ぶどうは、すべて手摘みで除梗しながら収穫します。
畑で選果後に、選果台にてさらに選別するほどの徹底ぶり。
天然酵母を用いて、テロワールを引き出し、低収量とぶどうの熟度にこだわりながら、瓶詰め前の長期熟成にて、しなやかなワインを造り出します。ブルゴーニュ好きにこそ飲んで頂きたい、熟成型のイランシーのピノ・ノワールです。
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- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
イランシー / Irancy
レジョナルからコミュナルへ。北の赤ワイン産地
1999年2月26日に独立が認められたA.O.Cイランシーです。
以前はA.O.Cブルゴーニュ・イランシーで、独立したコミュナルになりました。イランシーの畑が広がる丘陵地の斜面は、主にキンメリッジ階の泥灰岩で、茶色の石灰岩が混ざっています。
白ワインが多い中で、ここはピノ・ノワール種主要の赤ワインが産出されます。