マルサネの斜面の下部のアリゴテ。
マロラクティック発酵、ステンレスタンクで12ヶ月熟成。
アリゴテながら酸は控えめで、よく熟しており厚みのある花梨や洋梨のニュアンス。
ミネラルも感じれるワイン。
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ローラン・パタイユ / Laurent Pataille
マルサネを代表する生産者シルヴァン・パタイユの片腕であり実弟。
ブルゴーニュ大学でエノログ国家資格を取得後プイィ・フュメのシャトー・ド・トラシーの責任者として5年間勤務。
ブルゴーニュに帰って、兄シルヴァンのドメーヌを手伝いながら近年畑を取得。
ファースト・ヴィンテージは2010年とごく最近ながら、地元を中心に即完売。
兄シルヴァンのドメーヌでの経験を活かしピュアなワインを造りながら現在ビオに転換中。通常フィサンは粘土質が多くマルサネに比べて重くなりがちだが、この畑は小石が多く果実味がきれいなワインができます。
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ドメーヌ・シルヴァン・パタイユでの仕事は今後も継続予定で、収穫などはシルヴァン・パタイユと同じチームが行います。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。
近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。