この価格で、村名ジュヴレの2017年が味わえる数少ない生産者です。
深いルビーレッド。
イチゴ、スミレ、バラのエレガントな香りから力強いベルベットのような滑らかなタンニン。
ボリュームもあり、ジュヴレらしいグッドヴィンテージワイン。
今飲んでも楽しめますが、長期熟成の可能性も秘めたワインです。
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エルヴェ・ケルラン / Herve Kerlann
ルイ14世も嫉妬したブルゴーニュのベルサイユと呼ばれるラボルド城を持つ、コストパフォーマンスに優れたワインを生み出す生産者。
オーナー、エルヴェ・ケルラン氏は、1678年に完成したルイ14世も嫉妬したと言われる《ブルゴーニュのヴェルサイユ》と呼ばれた城、ラボルド城を1998年に購入。
新たに葡萄栽培を開始し、2005年からワインの醸造を始めるたまだ若きドメーヌ。職人技を重んじた高品質のブルゴーニュワインを提供しテロワールの素晴らしさを誠実に情熱をもって、分かりやすく伝える事を心がけています。
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ワイン造りは極めてシンプルで、最高の葡萄を求め科学的根拠と自らの直観に基づいた醸造により、フルーティでバランスのとれたコストパフォーマンスの高いワインを造りを行っています。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。