ジャン・ジャック・モレル氏が所有していた0.4haの小さな区画。
重い粘土質土壌で、平均樹齢は25年。
ヴァン・ノエ / VIN NOE
2016年からスタート。年間生産量6000本程度、夢を実現させたNEWドメーヌ。
アメリカ人のジョナサン・ピュルセルは、父がフランスワイン愛好家で、祖母がフランス人であり、バカンスでよくフランスに滞在していました。
将来、ワイン造りを仕事にしたいと考え、その夢を実現する為2012年に渡仏。ワイン造りの勉強をスタート。
2016年からブルゴーニュのオークセイ・デュレスのキュブリーで自身のワイン造りを始めます。
同じくワインを作っている良い友達と土地を分けて使用しており、一緒にキュヴェを造ったりもすることも。
プロジェクトは小さく、年間生産本数は6000本程度。現在、リヨンそばのヴィーニュとマコンの近くのアリゴテのヴィエイユ・ヴィーニュから造られる少しのヴィオニエとボジョレーを持っている。
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畑はビオ、またはそれにとても近い形で栽培されており、ビオでないものもビオになる途中。
キュブリーにはブドウのしぼり汁や完成されたワインは入れず、ブドウしか入れない。
ブドウやワインを扱う機械も所有しておらず、桶と木の圧搾機で手作業。2018年の全ワインは瓶詰め済ですべての工程においてSO2無添加、そしてもちろんフィルター掛けもしていない。
2019年には最初のピノ・ノワールもスタートする。
インポーター資料より
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
サン・トーバン / Saint Aubin
銘醸地に挟まれた、隠れた名産地。
ラッシェ山とシャサーニュ・モンラッシェ村の集落から国道を山間に進んで行き、左手90度カーブするとサン・トーバンの集落が見えてきます。シャサーニュ・モンラッシェ村からひと山越えた裏手にあるイメージです。
クリマは主にラッシェ山の斜面、国道の左側斜面にあり、グラン・クリュのモンラッシェの延長にあり、ガメイ集落まで南東から南西向きにあります。サン・トーバン集落の先にある東から南東向きにある右岸がもう一つのクリマで標高は高いところで450mにもなります。左岸は石灰岩と泥灰岩の層が重なり、右岸は泥灰石灰岩を母岩として表面に粘土質と泥土質が混じっています。
白ワインの生産地に近いが、赤ワインも生産しておりタンニンの引き締まったエレガントなワインを産出します。