この区画で村名ワイン!素晴らしい立地にあるレ・ダモード
ヴォーヌ・ロマネからニュイ・サン・ジョルジュの境にあるリュ・ディー。
黄色のラインで囲った部分がレ・ダモード。標高の高い場所にあり、すぐ隣には1級マルコンソール、500m足らずで奥にあるのはD.R.Cラ・ターシュ。
素晴らしい区画ですが、村名ワインの為、お値段も非常にお求めやすい価格です。
ニュイ・サン・ジョルジュ側、隣接するレ・ダモードはプルミエ・クリュになります。
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ファブリス・ヴィゴ / Fabrice Vigot
アンリ・ジャイエ氏の助言で大改革を遂げたヴォーヌ・ロマネ新星ドメーヌ。
ファブリス・ヴィゴ氏が当主になったのは、1990年。
その頃はまだ若かったものの、できる限りの技術を駆使して‘’凝縮‘’を一番に心がけたワイン造りを行っていました。そんな彼に転機が訪れました。
近所に住んでいたブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ氏」がヴィゴ氏の蔵を訪れ、こうアドバイスしたのです。
「もっと自然に忠実な心地よい果実味のあるワインを造りなさい。醸造段階であまり手を加えすぎると良くない」それからは、果実の良さとテロワールを活かした‘’素直な‘’ワイン造りを行うようになりました。
またその当時から、健全で完熟したブドウ栽培を目指し土壌の改良も行い、リュット・レゾネへと大改革を遂げました。そのかいあって、今ではテロワールを反映した造りを見事に体現しており、ヴォーヌ・ロマネ村の新星とも言われるほどになりました。
栽培面積は合計5haで、ヴォーヌ・ロマネが半分を占めます。
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中でも、エシェゾー、ヴォーヌ・ロマネ・コロンビエール、ブルゴーニュ・リュテニエールは樹齢60年以上の古樹にて造られ、圧倒的な低収量にて濃縮感のあるワインが生まれます。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。