足が疲れるという意味のワイン
タイユピエはヴォルネイの南西に位置し、7.16ha広がる区画です。
急斜面であり作業が大変であることから、「足が疲れる」という意味を持っています。
ロブレ・モノでは「タイユピエ」の中腹の区画を所有しており、樹齢40~50年の畑であり、60%はヴィエイユ・ヴィーニュです。
残り40%は樹齢約35年、全て除梗し、自然酵母で発酵後、新樽10~20%で24ヶ月の長期熟成を行います。
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ロブレ・モノ / Roblet Monnot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。自然農法に拘り続けているヴォルネイの生産者。
1865年にボーヌの南側にあるブルニー・レ・ボーヌの畑からぶどう栽培を始めたドメーヌです。
現当主は4代目パスカル・ロブレ氏。
祖父の代からオーガニック農法を実施しており、ヴォルネイ村を中心に、ポマール、オーセイ・デュレスに12haのぶどう畑を所有しています。90年代から自然にこだわり生産していますが、オーガニック認証を得たのは2016年からです。
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SO2の使用も減らす醸造にも2015年から取り組んでいますが、ビオディナミ認証の条件には、当主パスカル自身が必要ないものがあるため、オーガニックですが、ビオディナミの認証は受けていません。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ヴォルネイ / Volnay
女性的なしなやかな個性を持つ。 熟成した香り豊かなワインもおすすめのコート・ド・ボーヌの赤ワイン産地。
北隣のポマールが男性的と対象的な赤ワインの産地です。
17~18世紀の建物は今でもドメーヌ兼住居として今も現役で、栽培区域が1.5kmほどの正方形に近い形状で210haの栽培面積はコート・ドールの中でもっとも小さい分類に入ります。標高は225~375mと高低差があるが、プルミエ・クリュは斜面中腹あたり240~300mが中心で栽培されています。
斜面上部は泥灰質母岩で表土は薄くて小石まじりで、小石は酸化鉄を含む為、少し赤っぽい石が散乱しています。