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レ・ザレ・デ・ヴィニョーブル / LES ALLEES DU VIGNOBLE
シャブリの帝王ミッシェル・ラロッシュ氏が手掛ける、小規模ドメーヌ。
最高峰のシャブリを生み続けるミッシェル・ラロッシュ氏。
シャブリのグラン・クリュ協会の会長を務めるなど、まさにシャブリの帝王と呼ばれる人物です。ラロッシュ家のファミリー・ドメーヌである、“ル・ドメーヌ・ダンリ”が手掛ける新たなシャブリが「レ・ザレ・デユ・ヴィニューブル」です。
一部、ダンリ同様にオーガニック栽培を行う特別な契約農家からの買いぶどうをブレンドします。
樹齢0年の古樹の区画のぶどうも使用します。醗酵には100%自然酵母を使用。
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SO2の添加を極限まで抑え、マロラクティック発酵も一切行わないません。
シャブリらしい、キリッと引締またミネラルと酸が、よりフレッシュな果実味とのバランスが楽しめるワインを造ります。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。