冷涼な渓谷における南向きの畑アルジラと、アンリ・ジャイエの甥であるエマニュエル・ルジェが所有する畑のすぐ近くの 好立地畑シャルモット、シュウイエの古木から取れるブドウで造られます。
すべての畑が冷涼な風が吹くヴぉヴォーヌ・ロマネ側の立地畑の為、エレガントな仕上がりです。
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シプリアン・アルロー(エ・アルロー) / Cyprien Arlaud
天才醸造家と言われるアルローのネゴシアンワイン。
モレ・サン・ドニ村NO.1とも言われる醸造家「シプリアン・アルロー」が農業協同型ネゴシアンと言うスタイルではじめた、ドメーヌものと一切変わらない最高品質を造るネゴシアンです。
買いぶどうで醸造を行う通常のネゴシアンでは無く、畑をもつ栽培家と共に、シプリアン氏も一緒に畑作業を行う方法で、自然栽培と古樹から優れた醸造のノウハウを教えながら造っています。
&Arlaudの「&」には「共に」の思いが込められています。ノウハウや哲学、成功への喜びを分かち合い、農家へ還元したいという思いからネゴシアンという立場で行っています。
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2019年より&から本人の名前シプリアンに変更しています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ニュイ・サン・ジョルジュ / Nuits Saint Georges
コート・ド・ニュイ地区の最大の街.
コート・ド・ニュイ最大の街で、大手メゾン本社も多く、ブルゴーニュ・ワインの経済的中心の地です。
南北5kmと細長く、中心部の背後にあるムザン谷を境にタイプが別れます。
北側ニュイ・サン・ジョルジュ村は斜面が東かやや北を向いており、小石の多い石灰質土壌で斜面は険しく、ワインはエレガントに仕上がります。
南のプレモー・プリセ村は南東の斜面で、粘土石灰質土壌の混じった泥灰質が北部より多くなりタンニンの強いワインが生まれます。
他の村と違い、集落のある扇状地部分に畑は無く町が密集しています。生産量に対して2%ほど白ワインも南のプレモー・プリセ寄りで生産されています