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ベルトラン・アンブロワーズ / Bertrand Ambroise
村長も務める人格者。
1987年にプルモー・プリセに設立されたメゾン・アンブロワーズ現在も買付ぶどうによって一部ワインを造るため、ドメーヌでは無くネゴシアンの為、メゾンの名前になっています。
当主はリヨン出身で、ワインとは無縁の家柄だったが、勧めでボーヌの醸造学校へ。
その後、妻になるマルティーヌに出会い、義父の跡を継ぐ形でメゾンに入ることになります。
新参者でしたが、プルモーの村議を20年、村長を7年勤め上げ人格者です。17haの畑をビオロジックで栽培し、2013年にエコセールを認証。
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買付はラドワ・プルミエ・クリュ・グレションとムルソー・プルミエ・クリュ・ポリュゾのみ。
樽香が強いイメージでしたが、特注の大樽に変更し、樽香を抑え、果実味と濃縮感があるスタイルを全面に出しています。
一部スクリューキャップの導入など、新しい取り組みにも挑戦している生産者です。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。