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マルク・コランと長男ピエール・イヴの同ワイン・同ヴィンテージを飲み比べセットにしました。

親子ドメーヌ。2022年の同ワインを飲み比べセット

¥33,000
税抜 ¥30,000
商品コード
set137
販売開始日
2025/12/16 18:00:00
ヴィンテージ
2022年
容量
750ml
在庫
0
小売希望
¥42,900(税込)
タイプ
白ワイン
生産者分類
ドメーヌ
生産者

Marc Colin et Ses Fils
Pierre-Yves Colin-Morey

商品名
Saint-Aubin 1er Cru En Remilly
格付け
Premier Cru
栽培方法

リュット・レゾネ(減農薬農法)マルク・コラン エ・セ・フィス
ビオロジック(有機農法)ピエール・イヴ・コラン・モレ

輸入元
ラック・コーポレーション
在庫がありません

親子ドメーヌ。同ワインを飲み比べセット

マルク・コラン エ・セ・フィス / サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリィ2022年 ×1本
ピエール・イヴ・コラン・モレ / サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリィ2022年 ×1本

サントーバンで最も偉大なドメーヌとして名高いマルク・コラン

マルク・コランの長男ピエール・イヴのドメーヌと同ワイン・同ヴィンテージを飲み比べセットにしました。
現在マルク・コランは三男のダミアンが当主になっているため、実質兄弟飲み比べになります。

マルク・コラン エ・セ・フィス / Marc Colin et Ses Fils

ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。サントーバンを広めた第一人者。

コラン一族のひとりで、サントーバンを世に広めた代表するドメーヌと言って過言では無い、偉大なドメーヌがマルク・コランです。
1944年生まれのマルクは1970年、26歳の時にドメーヌを創設しました。

当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみでしたが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェのほか、ピュリニー・モンラッッシェとサントネイにも畑をもち、26のアペラシオンを手がける大ドメーヌになっています。

マルクが2000年前半に完全引退し、子供のうち三男ダミアン、長女カロリーヌの2人に現在の運営を任せています。
(相続当初に長男ピエール・イヴは独立し、2017年には次男ジョゼフも独立しています)

ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジックが行われており、2000年代に入り、フランスではぶどう栽培の現場にリュット・レゾネと呼ばれる減農薬農法が導入されるようになりました。
畑の土壌の状況により、必要な時だけに化学肥料や農薬を使用するというもので「マルク・コラン」でもその流れを取り入れています。

そればかりではなく、一部のぶどうは実験的にビオロジック(有機農法)で栽培されています。
醸造の際に使われる酵母が自然のものであるため、より複雑な香りを生み出すと言われているだけに試みる価値は十分にあります。

また、1998年ヴィンテージからは、ネゴシアンブランドとしてマルク・コラン・エ・セ・フィスを立ち上げ、コルトン・シャルルマーニュやバタール・モンラッシェなどの特級畑や、自身のテリトリー内のポートフォリオを更に追加しています。
ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、ムルソーに囲まれ、影になりがちですが、この小さな村から産み出されるミネラルと旨味は是非飲んで頂きたい村、ドメーヌです。

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ピエール・イヴ・コラン・モレ / Pierre-Yves Colin-Morey

サン・トーバンの醸造家マルク・コランから独立したNEWドメーヌ。

サン・トーバンのマルク・コランの長男であるピエール・イヴが、ジャン・マルク・モレイの娘カロリーヌと結婚します。
2001年にシャサーニュ・モンラッシェに地下セラー付きの邸宅を購入し、マイクロネゴスをはじめます。
2005年には両家から畑の一部を相続し、ドメーヌをスタートさせます。

所有畑は6haほどで、ドメーヌ2のネゴス1の割合で兼業しています。
ドメーヌワインは、サン・トーバンやシャサーニュ・モンラッシェが中心。
ネゴスはムルソーやピュリニー・モンラッシェなどです。
ネゴスもののブドウもドメーヌのスタッフが収穫と選別を行う徹底ぶりです。

父や兄弟と働いていた時代から科学合成物質は使わない、事実上のビオロジック栽培。
ワイン造りにもバトナージュを用いない家族のこだわり。
これは1990年代後半から2000年代の初めのブルゴーニュ白に多く見られるプレマチュア・オキシデーション(熟成前酸化)を避けるため。
昨今のブドウは完熟しているので、バトナージュでグラを引き出さずとも、十分にリッチさが得られるとピエール・イヴは考えています。

のドメーヌでは228リットルのブルゴーニュ樽よりひと回り大きな350リットルの樽をおもに使用。
微量酸素による熟成が小樽よりも理想的に進み、ピュアでフィネスの感じられるワインになります。
2007年以降には、蝋キャップを採用し、瓶詰め後の酸化も最小限に抑えています。
ドメーヌもネゴスも品質にまったく差が感じられない生産者です。

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2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。

2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。

5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。

サン・トーバン村

ラッシェ山とシャサーニュ・モンラッシェ村の集落から国道を山間に進んで行き、左手90度カーブするとサン・トーバンの集落が見えてきます。
シャサーニュ・モンラッシェ村からひと山越えた裏手にあるイメージです。

クリマは主にラッシェ山の斜面、国道の左側斜面にあり、グラン・クリュのモンラッシェの延長にあり、ガメイ集落まで南東から南西向きにあります。
サン・トーバン集落の先にある東から南東向きにある右岸がもう一つのクリマで、標高は高いところで450mにもなります。
左岸は石灰岩と泥灰岩の層が重なり、右岸は泥灰石灰岩を母岩として表面に粘土質と泥土質が混じっています。

白ワインの生産地に近いですが、赤ワインも生産しておりタンニンの引き締まったエレガントなワインを産出しています。

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