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レ・ゼリティエ・ドゥ・コント・ラフォン / Les Heritiers du Comte Lafon
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星。コント・ラフォンが手掛けるマコン地区のドメーヌ。
ムルソーのトップ生産者として名高いコント・ラフォン。
1868年に設立され、現当主ドミニク・ラフォンは1987年から3代目醸造責任者として就任しています。ムルソーの巨匠と呼ばれるようになったドミニクが、より気軽に楽しめるワイン、グレート・マコンを造りたいと言う思いで、1999年に設立したのがこのレ・ゼリティエール・デユ・コント・ラフォンです。
(Heritiersゼリティエールとは後継者と言う意味です)赤6.5ha、白8.5haの畑を所有。
プルミエ クリュ、グラン クリュと素晴らしい畑を多く所有していて、特にシャトーの前に広がるクロ・デュ・シャトー・ド・ラ・マルトロワは単独所有しているドメーヌの代表的な畑です。
徹底したグリーン ハーベストと選果を行い、厳しい収量制限を行っています。白ワインは収穫したブドウをダイレクトプレスし、発酵が始まるまでの間はステンレスタンクに保管し、その後樽に移して発酵を行います。
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赤ワインは100%除梗の後、ステンレスタンクと縦型木桶の両方を用いて発酵を行います。
両方とも酵母は天然酵母を使用しています。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
マコン / Macon
ブルゴーニュの南らしい厚みのある白ワインが生まれる産地
マコネ地区のほぼ全域で造られるレジョナルのA.O.Cがマコンにあたります。
さらに、規定条件に従って生産されたワインは、マコンの後ろにコミューン名を記載できます。白は26コミューン、赤・ロゼは20コミューンあり、マコン・ヴィラージュは白ワインのみ認められています。日照に恵まれた力強いワインが生まれる産地です。