ダヴィド・デュバンが今、力を入れているワイン。
標高の高いオート・コートのブドウのみを使用。
50%をフードル新樽、50%をステンレスタンクで発酵。
オーストリア産のストッキンガーの樽を使用することで、樽熟成させるがフレッシュ感を感じれる1本。
レ・テール・ド・フィレアンドレ バイ・ダヴィド・デュバン / Les Teres de Phileandre by David Duband
ダヴィド・デユバンが手掛ける新ブランド。
ブルゴーニュで最高のワイン醸造家の一人と言われているダヴィド・デュバンが、
自身のドメーヌと同様の哲学と品質で、100%買いぶどうで造るネゴシアン・ブランドです。ダヴィド・デュバンの本拠地コート・ド・ニュイ以外のテロワールにチャレンジするため、あえて別ブランドを設立します。
フィレアンドレという名前はフィロメール(Philomene)とレアンドレ(Leandre)という、
2010年12月16日に2人の小さな天使が誕生したことにちなんでつけられました。ぶどうの買い付けはダヴィド・デュバンが求める厳しい条件をクリアし、栽培家の働きぶりを見て、自身が納得できるものを購入しています。
栽培家とは特別な契約はなく信頼関係を保ち、継続的に素晴らしい品質のぶどうが購入できています。
畑作業には携わっていませんが、収穫だけは最適なタイミングを見計らい自分たちで行っています。
ぶどうは有機栽培とリュット・レゾネです。19年ヴィンテージからサヴィニー・レ・ボーヌの買い付けがスタートし、現在でも彼が求める品質のぶどうが手に入れば新しいエリアの購入を検討しています。
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2020年ヴィンテージより日本初入荷です。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。
近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。