ヴージョ村に近い村名区画メジエール・バスと、ニュイ・サン・ジョルジュ村側の村名区画オー・ドゥスュ・ド・ラ・リヴィエール。
この2区画合計0.5haで造られる樹齢30年~70年のヴィエイユ・ヴィーニュ。
新樽25%、1~5回使用樽75%で16ヶ月間熟成。
インポーター資料より。
-
ヴァンサン・ルグー / Vincent Legou
DRCの栽培担当として培われた技を惜しみなく発揮し、自身のワインに体現。
ヴァンサン・ルグーは、ニュイ・サン・ジョルジュのコンクール村に位置するドメーヌ。
祖父のジェラール、父ジャッキーに続き、親子3代で1998年にDRCに入社したヴァンサン・ルグー氏は、グラン・エシェゾーとエシェゾーのぶどう栽培を任され、若手のエースとして活躍します。DRCの数少ない正社員として8年間勤めた後、培った技術で自身のワインを造ろうと実家のドメーヌに戻り、2008年に正式に継承し瓶詰めを開始しました。
基本はDRCでやってきたことをそのまま行います。
ルグー氏が一番大切にしていること、それは「観察」。
すべてにおいて自分の目で見て確認することを怠りません。有機農法にも力を入れていて、2010年から完全に導入し、フランス政府公認(AB)も取得しています。
濃すぎることなく上品なワイン造りを目指しています。
生産者ページはこちら
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。