0.26ha。粘土質土壌。
樹齢約60年のVV。収量は35hl/ha。除梗率70%。
ステンレスタンクでアルコール発酵後、228リットルの樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成。新樽比率は25%。
無清澄・ノンフィルターでビン詰め。
※インポーター資料より。
ロウシーン・カーリー / Roisin Curley
日本初入荷のマイクロネゴシアン。マスター・オブ・ワインの資格を持つNEW女性醸造家。
母国アイルランドで薬剤師をしていたロウシーン・カーリーは、やがてワインに強く惹かれるようになり、フランスのモンペリエ大学とドイツのガイゼンハイム大学で栽培と醸造の修士号を取得しました。
その後数年間、ボルドーの「シャトー・ラトゥール」とローヌの「シャトー・グリエ」に勤務してワイン造りの実際を学んだ後の2015年、ブルゴーニュのボーヌ市に自身のマイクロネゴシアンを起ち上げました。
「もっともっとワインを知りたい、より深く理解したいという思いを抑えることができず、2020年にマスター・オブ・ワインの資格を取得しました。
常に学びと成長を続け、醸造家としてさらなる向上を目指しています。」
※インポーター資料より。「厳格なリュット・レゾネ栽培、ビオロジック栽培、ビオディナミを実践する提携栽培家からぶどうを購入してワインを造っています。
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私の哲学は、自分の味覚と直感を信じ、雑念や流行に惑わされることなく、最も純粋な意図を持って私自身が本当に飲みたいと思うワインを造ることです。
醸造レシピは使わず、できる限り介入を少なくし、ぶどう、果汁、ワインがどのように変化・発展していくかを感じることを重視しています。
私のワインは、ぶどう畑と収穫されたヴィンテージに対する私の解釈であり、これが最も真実の表現につながると考えています。」
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ボーヌ / Beaune
多くのネゴシアンの拠点であり、世界へワインを輸出するコート・ドール最大の産地 やわらかで親しみやすい女性的なワインが生まれます。
ブルゴーニュ・ワインの首都であり、都市化進み栽培地は平地ではなく斜面(標高220~300m)のほとんどがプルミエクリュで、全体の75%、赤ワインは全体の80%以上にあたります。
斜面上部は斜面が急で表土も薄く、斜面下方は石灰岩由来の鉄分を含む泥灰質です。